サーブ900はスウェーデン生まれのクルマ

2011.11.22

サーブ900はスウェーデン生まれのクルマ。一年の多くを雪と氷で閉ざされる厳しい自然環境の下で生まれ育ったクルマだけに、信頼性・耐久性は高い。長くつき合うにはうってつけの体質の持ち主というわけだ。ボディーの基本設計は古いが、強烈な個性は古さを感じさせない。そればかりか、人気は上昇し続けているのだから立派なものだ。単に他と違うという個性だけでなく、知的なイメージも強い。サーブ社は航空機や人工衛星まで造る高度な技術力をもったメーカーだが、そんなメーカーの香りが自然に漂っているかのようだ。

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エンジンバリエーションは多いが、SOHCのノンターボ(2L)でいい。キズかみがある。こういうインテリアは長くつき合えばつき合うほどよさがわかってくる。だから、できればシートカバーなどつけないで使いたいものである。すでに話したように、このクルマはもう新しいとはいえない。だが、時間を超えた魅力がある。何か貴族的というか、そんな雰囲気すら感じさせる。恐らく、これから10年経っても、そんな独特の魅力か消えてしまうことはないだろう。また、フォーマルなスーツを着ても、ラフなセーターを着ても共に似合うといった懐の深さも長いつき合いを楽しくさせてくれると思う。