「特定のブランドに対するマインドロイヤルティ(愛着)のある顧客が当該ブランドを付した商品・サービスを購買することによって企業にもたらされる貢献利益」(その商品・サービスの売上からこれら商品・サービスを提供するために要したコストを差し引いたもの)=「ブランドのマインドロイヤル顧客からの貢献利益」と、「一般顧客が他社提供の同一商品・サービスとの価格差部分があるにもかかわらずあえて(または甘んじて)そのブランドの商品・サービスを購入しているために企業にもたらされる超過収益部分」=コ般顧客の支払っている価格プレミアム」の総和としてブランドの利益プレミアムを算出し、さらにこの利益プレミアムとPER(株価収益率)からブランド資産価値を計算するという考え方です。一方、ブランドイメージ評価の場合には、特定のブランドに関して、購買誘引に直接つながるようなブランドイメージの構築(形成)がどのくらいできているかを把握することが評価の狙いとなります。ブランドイメージの向上といっても、購買につながらないような単なるイメージアップに寄与するような向上では仕方がないからです。次に、顧客の視点でのモニタリングですが、顧客の当該ブランドへのマインドロイヤルティ(愛着)の醸成度合いを測定することが最も有効なアプローチとされています。具体的な事業活動がブランドに対するマインドロイヤルティの醸成にどのくらい貢献あるいはそれを阻害したか、という二つの要素を分解して明らかにできるような調査設計を行うことが重要です。