襖を開けるときの丁寧な作法

2011.04.18

襖を開けるときの丁寧な作法としては、次のような手順が伝わっています。一、開ける襖の前に座り、咳払いなどで自分の存在を中へ伝える。二、引き手に近いほうの手で、襖を少し(手が差し込める程度)開ける。三、手を差し入れて、敷居から十五センチくらいのところまで下ろし、体の中心線まで開ける。四、反対の手に替えて、五センチほど残して引き開け、膝行して部屋に入る。最初に少しだけ開けて、入る意思を伝え、半分で止めて、室内の者に居すまいを正す時間を与えるのです。さすがにここまでやる必要はありませんが、「失礼します」と声をかけて、いきなり全開するようなことはせず、まず中にいる相手を思いやるたしなみの例として、覚えておいていいでしょう。
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